2015年8月10日月曜日

鉛筆デッサン【リンゴ】

美術を基礎から練習しています。

学部時代には油絵を描いておりましたが、当時はロクに基礎を学ばずに油好き放題描いておりました。大学院生になってからしばらく美術からは離れておりましたが熱が再燃。今度は基礎から学んでみてどこまでうまくなれるか実験中です。
なるべく体系化して、自分なりのロジックを組み合立てていければと思っております。

現在は以下の「デッサンの基本」という本を参考にしております。





まずはリンゴ。実物を買って描いてみました。(描いたのは1週間前)
このモチーフは美術部時代のデッサン会で何度か描いたことあります。多少本を読んで実践しただけあってか、今までで一番よく描けたと思います。(比較対象がないのが残念ですが・・・)
「かたちの変わり目」というそこで面の角度が大きくかわるところを意識することが立体的に書くポイントだそうな。
・・・しかしこれが難しい。実際みてもよくわからん。「この辺かな?」という感覚で描いてしまいました。
まぁでも、リンゴは形がシンプルで描きやすいし、描きこんでいけばいくほど立体的になっておもしろいですね。




今回は以上。
もうちょっと自分なりに参考になった部分をまとめたいけど、その時間があったら練習したいなというジレンマに襲われております。
ではではこれで






6 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. 「形の変わり目」って輪郭線のことじゃなくて,角度がついてるところっていう認識で合ってる?りんごでいうと丸っこいカーブの部分のことかな.
    投稿を読んでて,デッサン対象が初見の場合と既知の場合とで認識の仕方とか頭の領域の使い方とか違ってくるんだろうなあって思った.今,わたし目の前にりんごがなくてもそれなりにそれっぽいりんごが描ける気がするんだよね.しかもそれはりんごを目の前にして描いた場合とほぼ同じようなりんごになる気がする.
    人間って実際ものを見てるようであんまり見てない気がする.

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    1. 「かたちの変わり目」っていうのは輪郭線に限った話ではなく面の角度がついているところ。リンゴの場合は丸くて球っぽいけど完全な球ではないことは分かると思う。場所によってカーブの仕方が違うんだよね。そのカーブの「仕方」の変わり目を見つけるイメージかな。2次元のグラフでいえば変曲点に当たる部分。(厳密にいったらちょっと違うかもしれない)

      デッサン対象が初見の場合と既知の場合では認識の仕方とかはだいぶ変わってくるって意見についてだけど、それはその通りだと思う。きっと先入観が入っててくるんだろうね。本当はなるべく頭をからっぽにすることによって対象をより観察して描ければベストなんだろうけど、なかなか難しい。デッサンはそれを練習する意味もあるのかも。ちょっと意識してみる。

      あと、個人的には

      >今,わたし目の前にりんごがなくてもそれなりにそれっぽいりんごが描ける気がするんだよね.しかもそれはりんごを目の前にして描いた場合とほぼ同じようなりんごになる気がする.

      これを実際に検証してみてほしい。先入観と人に認識の関係についてはちょっと興味ある。リンゴとは認識できるものは出来るけどちょっと違和感のあるものになると予想してみる。その違和感ってのは人間が無意識に認識してる「何か」が関係してそうだね。

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  3. うまい!
    光の部分は練り消しで表現しているんですか?単純に赤いグラデーションだけでなく、様々な線や色合いが重なっていることが伝わってきます。
    上記コメントに対して。
    既知というのが、「見たことがある」か「描いたことがある」のどちらなのかが分からないのですか、前者のことと仮定しますね。
    人は見るものをモデル化して頭で理解するので、"見てるようであんまり見てない"という追求には同意です。ただ、だからこそ目の前に対象物が必要なのであり、何も見ないでこのレベルの絵を描くというのは到底ムリなのではないでしょうか(もちろん、それが出来たら最高に楽しいのですが!)

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    1. (松下君のコメントを見る前に菊池さんのコメントへ返信してます)
      ありがとう。一応今までの中ではよく描けてると思う。ただ、今改めてみてみるともうちょっと書き込めそうな気がしてます。

      それから、菊池さんのコメントにある意見ってのは興味深い点が多いよね(俺の意見は菊池さんのコメントへの返信を参照してください)。この辺の関係を調べてたり整理している人っていないのかなぁ。

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