2015年8月17日月曜日

鉛筆デッサン【ウイスキーの小瓶】

今回は透明なガラスの質感を出す練習をしたくてウイスキーの小瓶(空)を題材にしました。
「デッサンの基本」には透明であること、光が反射、屈折するという特徴をしっかり観察しろとのこと。あと設置面をしっかり描くことで重みを表現できるらしい。
画像が今回描いたもの。実は最初はラベルがあったんですけど、邪魔なので外しちゃいました。


いやしかし、透明なものって難しいですね。何が難しいって、単純に鉛筆を重ねていったらどんどん不透明になっていくんですよね。デッサンで表現する質感の部類としてはかなり異質だと思うんですよ。描いてる途中は透明ってなんだっけ?というゲシュタルト崩壊を起こしました。

描いてみて気づいたんですが、「透明を描こう」とするんではなく、「透明でないものをしっかり描こう」という気持ちが大事ですね。なんというか、透明でないものをしっかり描くことで透明なものが際立つというか、そんな感じですかね。

人間が物体を透明だと感じる条件って何なんだろうなぁ。
奥にあるものが100%そのまま見えていれば透明と感じるわけじゃないし、やはり光の反射や屈折、ぼやけなんかが影響するのかな。この辺も人間の思い込みってのが影響してるかもしれませんね。というか、少なからずしてますよねこれ。



では今回はここで失礼します。

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